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鑑定評価の手法

男の人

土地や建物の値段のつけ方

土地や建物といった不動産の査定をするさいには、その不動産がいくらで売れるのかの価格を判定する必要がありますが、その判定をする方式には三つの種類があります。まず初めに「原価方式」と呼ばれるもので、これはその不動産にどれほどの費用が投じられたかが査定のポイントとなります。具体的には、ある建物について、その材料を再調達した時にかかる原価に着目する方式ですが、査定する建物の耐用年数などの減価要因を考慮することで、より正確な価格に補正していくことになります。次に「比較方式」と呼ばれるもので、これは不動産の取引事例に着目して査定する方式です。具体的には、多数の取引事例を収集することから始め、そこから近隣地域か、同一需給圏内の類似した地域にある不動産を選んで比較することで、査定価格を導き出そうとするものです。最後に「収益方式」と呼ばれるものですが、これは対象不動産を利用することによって、どれだけの利益を得ることができるかという観点から査定を行なうものです。具体的には、収益還元法と呼ばれる方式を当てはめることになりますが、これはその不動産が将来生み出すであろうと期待される純利益を現在価格の総和を求めることで、資産価格を導き出すものです。例えば、現在の金利を5%と仮定した上で、ある建物が年間100万円の純利益を生み出すとした場合、収益価格は100万円÷0.05で2,000万円となり、その建物の査定価格は2,000万円ということになります。